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Q1.P88SRで「メモリが足らない」と言われて起動できません。
メモリは大量に積んであるのに...
これはP88SR付属のFAQに書いてあることですが、コンベンショナルメモリが足らないのが原因です。
P88SRはWin用のプログラムではなくてDOS用のプログラムですから、基本的にコンベンショナルメモリ640KBしか使われません。
ですから、どれだけメモリを増設しようとほとんど意味ないわけです。
コンベンショナルメモリを560KBは空けるようにしましょう。コンベンショナルメモリを稼ぐには不要な常駐ドライバ等をconfig.sysやaotoexec.batから外して再起動すればOKです。
また、ちょこっと足りない、というときはEMSを使用可能にしていればそっちを使うので、EMM386とかでEMSを使えるようにしておきましょう。そうそう、config.sysを変な風にいじるとwin95などを使っている場合、WINDOWSが立ち上がらなくなったりするときがあるので気をつけて下さい。
config.sysのバックアップを取っておいて、立ち上がらなくなったらF8でsafe起動して、config.sysを直してあげればいいでしょう。
Q2.AT機しか持っていないのですが、
PC88WINをやるためのPC88.ROMは吸い出せないのでしょうか?
基本的にAT機では、P88SR・PC88WIN用のPC88.ROMは作成できません。
98/Vを使って周辺機器を使えるようにすればPC88.ROMをディスクで吸い出せるかもしれませんが。M88用のSystemROMの7つを加工してPC88.ROMを作る、という方法もあります。
KAJAさんがお作りになられた、M882P88を使うと簡単に変換できます。
Q3.M88やPC88WINでOPNAのリズムを鳴らすにはサンプルが必要になるとあるのですが、
どうやってサンプルすれば良いのでしょうか?
88側でBASICプログラムを打って、特定のリズム音を鳴らせるようにしてからサウンドボード2のLINE OUTからWinで使っているボードのLINE INにつなげてやってサンプリングすればOKです。
KAJAさんがお作りになられた、RHYTHM.D88を使うともっと簡単にサンプリングできます。
詳しいやり方はいずれlectureの方に書く、と思います。
Q4.P88SRでADPCM発音時に止まってしまうのですが。
それはあなたの使っているサウンドボードのFM音源チップがYM2608ではないからだと思われます。
P88SRはハードウェアによってサウンドをサポートしているので、YM2608のようにそれ自体にADPCM機能がないと止まります。-s2オプションをつけて、ADPCM機能を完全に殺せばOKです。
ADPCMが聞きたい場合は、SpeakBoard・86ボード等を買うしかありません。また、86ボードを使っていてもCPUパワーが足らないとADPCM発音時点で多少ウェイトがかかり、場合によっては止まってしまうかもしれません。
これはCPUパワーを上げることである程度改善されますが、いっそのことちびおと等のADPCM用RAMをYM2608に載せることをお勧めします。
Q5.M88を使っているのですが、セーブできません
1.M88 19e'以下をご使用で、結合DISKイメージを使っていませんか?
M88 19e'以下では、結合DISKイメージはREAD Onlyで書き込みは不可です。
M88 のRel 2.xx をご使用ください。2.ファイル属性が「読み取り専用」になっていませんか?
その場合書き込み不可になりますから当然セーブできません。3.セーブするDISKイメージが壊れていませんか?
差し支えなければ、新たにブランクディスクを作ってセーブディスクを作ってみて下さい。